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海外便り

第1回 インドで日本語教師として活躍している樋口佳希さんからの教室便り



北海学園大学日本語教育研究会のHPをご覧の皆さん、こんにちは。樋口佳希です。
僕は2009年に英米文化学科を卒業し、現在は派遣プログラムを利用してインドで日本語教師をしています。初めての海外生活や一人暮らし、また働くということへの不安や戸惑いもありましたが、やりたいことをできる状況を非常に楽しんでいます。
卒業後に日本語教師をしたいと考えたきっかけは、受講していた日本語教育関連の講義がきっかけでした。色々な講義を受けていく中で、日本語教師という仕事に魅力を感じ、4年生の時にプログラムへ応募しました。この仕事を選ぶきっかけを与えてくださった先生方や、様々な形でご協力頂いた方々には心から感謝しています。
学生時代は、学校での日本語教員養成課程の授業の他に、市内のボランティアや勉強会、大学内外の学生との交流を通して、講義以外での学ぶ機会や色々な情報・人脈を探していました。さらに、学生の頃よりも仕事を始めてからの方が勉強しなければならない事が多いのだと、こちらに来て思いました。例えば、生徒達は小学生〜中学生で、そのような対象相手は初めてなので、毎日の仕事そのものが新しい発見と勉強になっています。
このように大学で見つけて学んできたことで働けるのは大変喜ばしいことです。これからも北海学園大学が、やりたいことを実現する場として発展していく事を心より願っています。

2009年 北海学園大学T部人文学部英米文化 卒業
樋口佳希





学校名:Bluebells School International
所在地:NewDelhi,India
生徒数:一クラスあたり10人前後
仕事の内容:主に現地の日本語担当の先生とのティームティーチングで授業、
        また歌や折り紙等の文化紹介を行っています。
        国際交流基金の日本語教師助手のプログラムとして派遣

(2009年10月)



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